親父の思い出!

 昨日は車で30分程の酪農家から牛糞を軽トラ1台、買って来て畑に撒きました。

今日は其処をトラックターで耕しました。この畑は埋め立てして3年目で、まだ野菜作りには土が適しません。作りながら少しずつ土壌改良して行くつもりです。でも夫婦二人ですのであんまり作っても処分に困るのです。

 ところでこの畑には亡き父との思い出があります。

私が二十歳頃、この畑を売る話が進んでいました。ある日、夜勤明けの仕事から帰ると

周旋屋(土地や家の売買の仲立ちをする人)が来ていました。私は売る事に反対して、

父はその知り合いの周旋屋にすまなそうに断っていました。この畑の売買の話が有った時の父の年齢は、ちょうど今の私位の年齢だったかと思いますが、父は体が弱く草ボウボウにして置くのは忍びがたかったのだと思います。

私は若くそんな事は気にしませんでした。しかし、この畑のその後の管理を通して、あの時売って於くのも一つの方法だったなと思う事が有りました。

手が回らず、梅林や栗林にしましたが、それでも毎年除草財散布や草刈りを何回か実施

しなければならず、勤めもあり結構大変でした。ある時は梅や栗の木に大量の虫が発生して役場を介して苦情が来た事もありました。

 この畑で野菜の草取りをしていると、そんな昔の父との事を思いだします。

その父も天命を全うして90歳で亡くなり、今年は17回忌になります。

 兄弟で盛大に法事をやろうかな !

 

 

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